部位別の費用

ガレージの費用はいくら?ビルトイン・独立型・物置型の1台・2台の相場

この記事のポイント

  • 既製品(物置型)のガレージは、1台用で本体40万円〜、組み立て10万円〜が目安です。本体・工事費込みで1台90万〜150万円という相場もあります(いずれも比較サイトの公開相場)。
  • 独立ガレージは、木造1台用100万〜150万円、鉄骨造1台用150万〜250万円です。家と一体のビルトインガレージは1台用150万〜350万円が目安です(比較サイトの公開相場)。
  • 屋根と壁があり基礎で固定されたガレージは、建築物として建築確認の手続きや固定資産税の対象になることがあります。
  • ビルトインガレージの車庫部分は、延べ面積の5分の1を限度に、容積率の計算から除けます(建築基準法施行令第2条第3項)。
ガレージの費用の目安(1台用・工事費込み)90〜150万円出典:ミツモア「ガレージの建築にかかる費用を解説」(2024年6月28日更新)(比較サイトの公開相場) 確認:2026.10.23

ガレージの費用は、既製品(物置型)の1台用で本体40万円〜、組み立て10万円〜が目安です(比較サイトの公開相場)。本体・工事費込みで1台90万〜150万円とする比較サイトもあり、基礎や土間コンクリート、シャッターの種類で大きく変わります。木造の独立ガレージは1台用100万〜150万円、家と一体のビルトインガレージは1台用150万〜350万円が目安です。ガレージは屋根と壁があるため、建築確認の手続きや固定資産税がかかる場合があることも、予算に入れておきましょう。

ガレージの費用は種類と台数でいくら?

ガレージは、大きく3つに分かれます。

  • 既製品(物置型・プレハブ型):イナバ物置の「ガレーディア」、ヨド物置の「ラヴィージュⅢ」のような、スチールの組み立て式ガレージ。
  • 独立ガレージ:家とは別に、木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造で建てるガレージ。
  • ビルトインガレージ:家の1階の一部を車庫にしたもの。インナーガレージとも呼ばれます。
種類1台用2台用3台用
既製品ガレージ(本体)40万円〜65万円〜96万円〜
独立ガレージ(木造)100万〜150万円200万〜300万円300万〜450万円
独立ガレージ(鉄骨造)150万〜250万円300万〜500万円450万〜650万円
ビルトインガレージ150万〜350万円400万〜700万円900万〜1,440万円

出典:比較ビズ「ガレージ設置の費用相場は?」(2025年1月28日更新。比較サイトの公開相場。2026年10月23日に確認)

鉄筋コンクリート造の独立ガレージは200万〜300万円からとされていますが、出典の台数の表記があいまいなため、2台用以上の金額は載せていません。鉄筋コンクリート造を考える場合は、台数と広さを決めてから見積もりで確認してください。使っていない部屋をビルトインガレージに変える場合は、60万〜240万円とされています。

別の比較サイトでは、既製品ガレージの本体・工事費込みの相場を次のように出しています。

台数本体・工事費込み
1台90万〜150万円
2台160万〜300万円
3台250万〜400万円

出典:ミツモア「ガレージの建築にかかる費用を解説」(2024年6月28日更新。比較サイトの公開相場。2026年10月23日に確認)

イナバ・ヨドコウの既製品ガレージの定価は?

既製品ガレージは、メーカーがサイズ・一般型/多雪型ごとにメーカー希望小売価格を決めています。メーカーの公式サイトでは価格表がカタログや画像で掲載されていて、この記事では数字を確認できていないため、定価は載せていません。メーカー希望小売価格は本体の価格で、組み立てや基礎の工事費は含まれません。見積書に型式(品番)が書かれていれば、カタログで定価を調べて、値引きの幅を確かめられます。

ガレージの工事費と追加費用は?

既製品ガレージは、本体のほかに組み立てと基礎・土間の工事が必要です。

項目費用の目安
ガレージの組み立て(1台用)10万円〜
ガレージの組み立て(2台用)20万円〜
整地・コンクリート打設1㎡あたり1万〜1万4,000円
逆T字型の布基礎1mあたり9,000〜1万2,000円
はつり工事1か所1万円前後

出典:比較ビズ「ガレージ設置の費用相場は?」(2025年1月28日更新。比較サイトの公開相場。2026年10月23日に確認)

ホームセンターで物置やガレージを頼む場合、建築確認の申請は受け付けていないことがあります。例えばコメリの物置の案内には「建築確認申請、その他官庁手続き等は承っておりません」と書かれています。手続きが必要な場合に誰が行うのかを、契約前に確認してください。

ガレージのシャッターは手動と電動でいくら違う?

シャッター費用の目安
手動15万〜30万円
電動30万〜80万円

出典:リフォーム比較なび(CREX)「ガレージのリフォーム費用はいくら?」(2025年12月18日更新。リフォームの場合の比較サイトの公開相場。2026年10月23日に確認)

新しく建てる既製品ガレージでは、シャッターは本体の一部か、電動化がオプションになっています。比較ビズでも、電動シャッターは別途オプションとされています。毎日車を出し入れするなら、電動にしたときの差額を見積もりで確かめておきましょう。

ガレージに建築確認申請は必要?

屋根のあるガレージや物置は、ホームセンターで買える既製品でも、原則として建築物として扱われます。設置は「増築」に当たり、地域や規模によって建築確認の手続きが必要です。防火地域・準防火地域では、10㎡以内の増築でも手続きが必要な場合があります。

出典:神戸市「建物に関する身近なルール」(2026年4月1日更新。2026年10月23日に確認)。お住まいの市の建築指導の窓口でも確認できます

申請のしかた費用の目安
自分で申請2万〜5万円
業者に代行を依頼8万〜20万円

出典:比較ビズ「ガレージ設置の費用相場は?」(2025年1月28日更新)。ミツモアでも代行費用は8万〜20万円とされています。いずれも比較サイトの公開相場(2026年10月23日に確認)

ビルトインガレージは容積率の計算で有利になる

車庫や自転車置場の面積は、建物の延べ面積の5分の1を限度に、容積率の計算から除くことができます(建築基準法施行令第2条第3項)。敷地いっぱいに家を建てたい場合でも、ビルトインガレージを組み込みやすくなります。

出典:大田区「建ぺい率、容積率」(2026年4月1日更新。2026年10月23日に確認)

ガレージに固定資産税はかかる?

固定資産税の「家屋」に当たるかどうかは、次の3つで判断されます。

  1. 外気分断性:屋根と周りの壁などがあり、外と区切られていること
  2. 土地への定着性:基礎などで土地に固定されていること
  3. 用途性:車庫など、目的の用途に使える状態であること

基礎の上に建て、3方向以上を壁で囲ったガレージは、この3つに当たりやすくなります。屋根と柱だけのカーポートとの違いです。

出典:神戸市「家屋の評価」(2026年4月16日更新。2026年10月23日に確認)

固定資産税の税率は、標準で1.4%です(総務省「固定資産税の概要」)。たとえば評価額が100万円なら、年1万4,000円です(1.4%から計算した例)。新築・増築した家屋は、完成した翌年の1月1日を基準にした年度から課税されます(北九州市の案内)。ガレージの評価額は構造や広さで決まり、市が家屋調査で決めます。この記事では、既製品ガレージの評価額や税額の公表例は確認できていません。おおよその税額を知りたい場合は、設置する前にお住まいの市の資産税の窓口に相談してください。

見積もりを比べるときのポイント

  • 見積書にメーカー名・商品名・型式(サイズ)が書かれているか
  • 本体・組み立て・基礎・土間コンクリートが分かれているか
  • シャッターが手動か電動か、電動の差額はいくらか
  • 建築確認の手続きと費用が含まれているか、誰が申請するか
  • 照明・コンセントなどの電気工事が含まれているか

手元の見積もりがあれば、見積書チェックで相場の幅と比べられます。屋根だけでよい場合は、カーポートの費用も比べてみてください。駐車場の土間を含めた合計は費用シミュレーターで確かめられます。

よくある質問

ガレージ1台分の費用はいくらですか?

比較サイトの公開相場では、既製品(物置型)の1台用で本体40万円〜、組み立て10万円〜とされています。別の比較サイトでは、既製品の本体・工事費込みで1台90万〜150万円です。基礎やコンクリートの土間、シャッターの種類で大きく変わります。

ガレージに固定資産税はかかりますか?

屋根と周りの壁があり、基礎で土地に固定され、車庫として使える状態のものは「家屋」として固定資産税の対象になることがあります。税率は標準で1.4%です。最終的な判断はお住まいの市の資産税の窓口が行うので、設置前に確認してください。

ガレージに建築確認申請は必要ですか?

屋根のあるガレージや物置は、既製品でも原則として建築物として扱われ、設置は増築に当たります。防火地域・準防火地域では10㎡以内でも手続きが必要な場合があります。比較サイトの公開相場では、業者に代行を頼む費用は8万〜20万円とされています。

ガレージのシャッターを電動にするといくらですか?

比較サイトのリフォームの相場では、シャッターの工事費は手動15万〜30万円、電動30万〜80万円とされています。新しく建てる場合は、本体のオプションとして見積もりに入ることが多いので、手動と電動の両方で見積もりを取ると差がわかります。

参考にした情報

価格や補助金の条件は変わることがあります。最新の情報は、メーカー・販売店・自治体の公式ページでご確認ください。

この記事の更新履歴

  •  公開しました。

次に数字を見直す予定:2027年4月ごろ

数字の誤りや古い情報にお気づきの方は、お問い合わせからお知らせください。

この記事を書いた人

外構ドウスル? 編集部

メーカーの公表価格、販売店・比較サイトの公開相場、自治体の補助金の公式情報を確認しながら、外構工事の費用を整理しています。金額には出典と確認日を書き、定期的に見直します。

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